第3章 何言ってるんだ?
翌日の学校終わりもバスケ部皆で青峰の所へ行った
まだ目を覚ましていない
「青峰さん‥」
「え‥?」
里奈は急に泣き出した
今吉達は驚いた
「里奈さんどないした?」
「大輝!!」
里奈は植物状態の青峰に抱きついた
「加藤何してんだよ!!」
若松は慌てて里奈を離した
「大輝が目を覚ましたんです!」
「は?」
「何言うてるんや?青峰はまだ植物状態やで?」
里奈は泣きながら青峰の名前を呼んでいる
「大輝!心配したんだよ?」
『迷惑かけてわりぃな』
里奈は青峰と病院を後にした
すると先生がやってきた
顔は暗い顔をしている
「先生?」
「実は昨日異変が起きまして‥緊急手術室をしました。成功はしましたが目を覚ますことはないでしょう‥」