第35章 (好き)(AN)
それから相葉さんは
俺がどんなに懇願しても
セックスをやめてくれなかった。
何度も何度も
体位を変えて貫かれた。
いつもは
絶対ゴム付けてくれるけど
面倒になったのか
最後の方は
久々に中出しされて
お互いの汗と体液で
ぐちゃぐちゃのまま
だんだん外が明るくなってきた。
『っはぁ、はぁ、っく』
「はぁ、、、ふぅー、
んぁ…
あっ、ちょ、もう…
やっ、や…め…あぁぁ」
もう、出るもんなんて無いけど
お互い最後の絶頂を迎えた。
『…めっちゃ疲れた(笑)』
「ね…」
『にの、腰へーき?』
「…分かんない」
『そっか、
…こんなにヤッたの初めてじゃない?』
「うん、」
『風邪ひくから
シャワー浴びよ?』
ほら、って
立ち上がって
裸のまま、俺に手を差し出す。
その手をとって
自分も何も身に纏わずに
相葉さんの跡を付いていく。
後ろから見る相葉さんのカラダは
びっくりするほど細くて
程よく筋肉がついてて
程よく焼けてて
思わずにやける頬を抑えた。
一緒にシャワーを浴びて
…ついでに中出しされたのも
掻き出してもらって
部屋着に着替えて
リビングのソファに座った。
『…今日、仕事…だよね?』
「うん、」
『少し寝な?俺起こすよ』
「いいよ、そんな夜までかかんないし
明日は朝ゆっくりだから
帰ってきたら寝る。」
『…そっか。』
「うん、」
…とは言ったものの、
やっぱり眠くて
隣に座る相葉さんに
少し密着して
肩に頭を預けた。
さっきあんだけシたのに
もう寂しい。
キスしたい。
ずーっと、こうしてくっついてたい。
相葉さんが好き、
好きだよ、