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嵐内妄想②【気象系BL小説】

第35章 (好き)(AN)





「っ、あぁ…」

『あぁ…あっ、は』







セックスを終えて

正常位だったから
相葉さんはそのまま俺の上に
倒れるように抱きついてきて

暫くそのままの状態で
お互い呼吸を整えてたけど、



「ね、重い…」

『あー、だよね、ごめん』







ずるり、と相葉さんのが
後ろから出ていった。


いつも、この瞬間が少し寂しいと感じてるのは
俺だけの秘密。



一旦立ち上がって
付いてるコンドームをゴミ箱に捨てて
下着だけ身に付けると
相葉さんは俺の隣に寝転がった。


一連の動作を見てたけど
なんだろう、
もう、相葉さんの動きひとつひとつに惚れる。

使用済みのゴム捨ててるだけなんだけど(笑)

エロいよね。









『にのも、なんか拭いたりとかしないと
風邪ひくよ?、ほら』



「んー…」



わかってるんだけど。



相葉さんは、
行為のあとあんまり2人でいちゃいちゃ、とかしない。

何故か、切り替えがすごい早くて。

余韻なんか浸らない。


俺はね

ほんとはね

セックスしたあとだからっていう
条件のもとでしか
出来ないイチャツキってあると思うのよ。

だからね



で、あわよくば
2回戦、みたいな。









それでもなお動こうとしない俺を見て


『…ったく、しょうがないなぁ
にのちゃんは。』


って、濡れタオルを用意してきてくれた。




「だめだー、もう、
相葉さんのせいで動けないーー」



『そんな事言ってないで、ねぇ…
…はぁ、』





拭いて、なんて言えないけど

結局相葉さんは俺が言いたいことを分かってくれる。




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