第26章 ネコ(AN)※

相葉さんのを
必死に咥える。


そりゃあもう、必死に。


あんだけ焦らされたカラダは、
もう限界なんてもんじゃなくて。


咥えてるだけなのに
イキそう…



この太くて長くて大きいのを
あとでうしろに挿れてもらえる…

考えるだけでゾクゾクする。




喉奥まで咥えこむと
相葉さんから声が漏れる。


それが嬉しくて

苦しさを忘れて
夢中でしゃぶっていた。




ズンっと奥まで突かれたと同時に
喉奥に直接
相葉さんの精液が流れ込んできた。



全部出し終えると
口の中から相葉さんのが出ていった。


思わずむせると
相葉さんが優しく背中を撫でてくれた。



「にのはフェラが巧いね」


…こんな事言われて
嬉しくなるなんて、ホントどうかしてる。俺。




四つん這いだった体を起こして
相葉さんの足の間に座った。

『ねぇ、』
相葉さんの唇を指でなぞって
キスをせがむ。

…まだ、今日1回もキスしてない。



「女のコとちゅーするみたいに、やって」



…今日の相葉さんは
とことんあの件を引きずるつもりみたい。




『相葉さんから、っ
してほし…』



「えー、しょうがないな…
じゃあ目開けたままね」


そういうと相葉さんは
俺と目を合わせたまま顔を近づけてきた。

唇が合わさった瞬間、
思わず目を閉じると

すぐに唇を離される。



もどかしくて
自分から相葉さんの唇に
自分のそれを押し付けた。


だけど主導権はすぐ奪われて。


最初は触れるだけのキス。
俺が舌を入れようとしても
寸前で離されるから

腕を首にまわして
離れないようにした。


すると、呆れたように笑って
頭を撫でられた。

そして顎に指を添えて
軽く上を向かされると
ゆっくりと唇が重なった。

すぐに、相葉さんの舌が伸びてきて
俺の唇に触れたから
その舌を口の中に受け入れた。

お互いの唾液が
混ざりあってクチュクチュという音だけが
耳に届く。

溢れでたのが
顎をつたう。





キスだけでなんでこんな
きもちいんだろ、