第62章 変化(AN)
朝。
寒さで目が覚めた。
一瞬、自分の置かれてる状況が理解出来なくて。
全裸で
同じく全裸の相葉さんと
同じベッドで、寝た…?
そして、昨日のことを思い出して
身体が火照り出す。
記憶があるからこそ、
相葉さんのことを責められない。
………。
にしても寒い。
何故なら、相葉さんが俺から布団を剥ぎ取っているから。
足先を
少しだけ布団の中に入れてみると
相葉さんの体温で温められたそこは
とても温かくて
寒さには勝てなくて
その温もりをもっと感じたくて
相葉さんの隣にぴったりとくっつくように寝転がった。
…あったかい。
ちらっと、
隣を見上げると
相葉さんの顔がすぐ近くにあって
再び、昨日のことを思い出して
身体が熱くなる。
あわてて
仰向けで寝る相葉さんに
背を向けるような体勢をとった。
暫くして
眠くなってうとうとしていると
相葉さんが俺のことを後ろから抱き締めてきた。
「…おはよ、にの」
掠れた声で
囁かれる。
『ん、はよ…』
「腰、平気?」
『…うん』
「そっか、良かった。」
「…ねぇ、
朝勃ち……ほら、分かる?」
『なっ、』
突然、そんなことを言ったかと思うと
俺のおしりにそれを擦り付けてきた。
「あー、入っちゃうわ、ほら」
『はぁアッ』
昨夜、
散々蕩けさせられたソコは
簡単に相葉さんのを呑み込んでいく。
「ほらっ、ココだろ? ンッ」
『や、そこ、…んあ』
腰の下あたりに
相葉さんの腕が差し込まれたと思ったら
持ち上げられて
相葉さんの上に重なるような体勢になった。
自分の体重がかかって
さらに奥まで挿さる。
下から容赦無く突き上げられる。
もう、気持ち良すぎて
何も考えられない…。
目の前で揺れる自分のを掴み、扱く。
夢中になって
手を動かし
腰を振った。
「ッん」
相葉さんが出したのを奥で感じて
自分も、手の中に出した。