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嵐内妄想②【気象系BL小説】

第57章 玩具(ON)







「じゃ、おれ先行くね」


『…ん』







ベッドで腹抱えて死んでる俺をそのままに
大野さんは部屋を出て行った。











『はぁー』



何してんだろ、俺。













月に何度か
身体を重ねる関係。




ふたりきりで会うのは
この部屋だけ。



キスをするのも
セックスをするのも
好き、とか戯言を囁き合うのも



この部屋から出たらそれは全部なかったことになる。











『はぁー』




結構、
本気なんだけどな、俺。









































































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