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嵐内妄想②【気象系BL小説】
第57章 玩具(ON)
ベッドの傍まで行っても
ベッドの上に並んで座っても
大野さんはテレビから目を離さなくて。
いつも、この人から始めるから
暫く待ってたんだけど
一向に動く気配が無いから、
軽く肩を押して
押し倒してみた。
仰向けになった大野さんの上に跨って
触れるだけのキスをする。
「なに、そんなにシタイの?」
『そりゃ、ね』
その為に来たんだもん。
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