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ごめんね、素直じゃなくて【アイナナ】R18*完結*

第4章 荒れるライブ前


「今日はよろしくお願いしますね」

「あー……こちらこそ、よろしく」


笑っているんだか、いないんだか
はっきりとしない笑顔で挨拶をするのはIDOLiSH7のリーダーの大和さん。



IDOLiSH7は同じ時期にデビューをしたグループ。
レコード会社が一緒でIDOLiSH7のアルバムにコラボさせてもらったのがきっかけで仲良くさせてもらっている。


「OH-!!マイプリンセス……今日もキュートです」

「ナギさんも!今日も安定のイケメンだよね」


ナギさんと軽くハグしあう美樹。
ナギさんは外国育ちなだけあって、彼のスキンシップにはいやらしさがないのが素晴らしいと思う。


「マイプリンセス……あなたのボイスはとてもチャーミングです」

「ありがとうね
(そりゃあ地声じゃないからね。アイドルのくせに地声が低いって致命的だよ)」

「まるでここーなのように愛らしいボイスです。ワタシの心……ぎゅっと鷲摑みです」

「恥ずかしくなるからやめて」

「OH!! 照れたあなたはとてもキュートです」

「っ……」

(私もそう思う!!照れた美樹は可愛いもん。
でも、ナギさんとはいえ美樹はあげないからね)



「コラ!!ナギ!!美樹ちゃんを口説くなよ」

「OH!NO!! ミツキ……口説くなんて不粋なマネはしません。ワタシは真実しか言いません」

「日本語じゃあソレを口説くっていうんだよ」

「ニホンゴ……難しいです」

「ぷっ……」


三月さんとナギさんのやり取りが面白くて吹きだしちゃうよ。

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