第1章 大野さんバースデー
〈2day〉 ×二宮
二『ね~、大野さん。 誕生日プレゼント…何がいいですか?
なんかもう欲しいものもないでしょ?』
大『そうだなぁ~ …お金で買えないものはあるかな?』
二『ちょっと! なんですか?
まさか愛…とか言わないでくださいね?』
大『違うよ。
俺、ニノの…か・ら・だ が欲しい』
すると、それまで黙って聞いていた他のメンバーは吹き出した。
二『ちょっと!リーダー何バカなこと言ってるの?』
大『なんて…な? 冗談だよ?冗談。
プレゼントなんて何でもいいよ。
毎年考えてくれるだけで本当に嬉しいよ。』
慌てて冗談にしたけど結局みんなにも本人にも本当の気持ちバレてしまった。
そうして…誕生日。
二『誕生日プレゼント…。 金で買えないもの。
ほら手出して。』
大野が手をだすとそこには二宮の家の鍵が握られたんだ。