• テキストサイズ

FIVE×DAYS

第3章 櫻井くんバースデー


〈3day〉   ×二宮



櫻『何かマジックして見せてよ』


二『いいよ。 じゃあまず、カード当てね』



そう言うとどこからともなくトランプを取り出した。



櫻『え? いつもトランプ持ってんの?』


二『まさか。 今日はちょっと仕事でやることになってたから』

そう言って、見せてくれたのは櫻井が選んだカードに2人でサインを書いて、
二宮のカードが櫻井のカードを探し出すというようなもの。


櫻『え? すげー! マジ凄いね

かっこいいわ~』



二『ふふっ。  じゃあ…次は…

どっちの手に入ってるか当てて』


そう言うと、500円玉を出して片手に握って差し出す。


櫻『え? これ簡単だよ?  絶対こっち!』



指差した手を開くと入ってなく、逆の手にも入っていない。



二『翔さん。 ポケット見て見て』



すると、ポケットの中から500円玉が出てくる。
驚いていると、その手を二宮が挟み込むように握った。



櫻『え… 何っ… え…』


二『誕生日おめでとう♪  これからも俺とずっと一緒にいてもらえますか』



その手には、キラリと光る指輪が握られていた。






/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp