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【イケメン戦国】sequels<R18>

第3章 上杉謙信 謙信誕生祭~抑えきれない感情~


【おまけ】


秀吉(誰だ、城内の奴か・・・?)



政宗(昨日の夜あいつは誰と居たんだ)





秀吉「うわッ!」

政宗「いてぇ!」


廊下の曲がり角で、出合い頭にぶつかる。



秀吉「あ、悪い。ちょっと考え事をしてた」

政宗「いや、俺の方こそ」




しばらく無言の二人。




秀吉「・・・昨日の夜、なおに会ったか?」

政宗「いや。・・・・お前は昨晩、何していた?」



なおの首筋に見えた、赤いしるし。




秀吉・政宗(こいつではない、か)


二人の聞き込みはさらに続く・・・







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幸村「なおに会えたか?」


戻ってきた佐助に聞くと、


佐助「ああ。多分、なおさんは今夜もここへ来る」

幸村「へぇ。どうせ今日も宴だ。あいつがいればそこそこ盛り上がるし、丁度いいな」

佐助「いや・・・」



なおの首筋に見つけた、淡い痕。

あれは多分・・・


佐助「宴は止めておいた方がいいと思う」

幸村「何でだよ」

佐助「きっと、今夜がクライマックスだから」

幸村「はぁ・・・?」



早朝に出かけた後、ずっと部屋に籠っていた謙信。


その表情はいつもの謙信らしからぬ、そう、まるで恋に悩める青少ね・・・


佐助「心の中とはいえ、これ以上言うと斬られそうだ」





大切な友人であるなおの幸せの為に

敬愛する、悩める主君の為に


佐助「とにかく、今夜の宴会はキャンセルだ」


幸村を促し、信玄の元へと向かった。


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