第5章 happy birthday☆トキヤ
舞「でも、まだちょっと信じられません…」
夢うつつな感じの私を見てトキヤ先輩は意地悪く言う。
トキヤ「…もう一度してほしいのですか?」
舞「…!//」
トキヤ先輩の顔がまた近づくのが見えて、私は目を閉じた。
…ガチャ。
音也「たっだいまー!あれ?トキヤ?なんで!?」
私達は何事もなかったように離れた。
(…心臓に悪い!)
さっきのことと、今のことで、心臓は大きく音を立てていた。
レン「…もしかして見ていないのかな、メール?」
………えっ?
急いでスマホを見ると、ピカピカと光っているのが見えた。