第5章 happy birthday☆トキヤ
舞・トキヤ「……………………」
沈黙が辛い。
なんで!?なんで先輩たちはいないの!?
暗くてよくわからないけど人の気配がない。
ここでクラッカーがなって、明るくなるんじゃなかったの?
困惑する私とは裏腹に、トキヤ先輩は落ち着いている。
(と思う…)
(なんか話してくれないかな…なんて)
もう沈黙に耐えられなくなっていた。
(いっそ、全部話すか…?)
それじゃあサプライズにならない…
というかここに連れて来ちゃった時点でアウトだろう。
私は話すことを決意した。
舞「あの!トキヤ先輩!これには訳が……!?」
えっ?