第5章 happy birthday☆トキヤ
日々というものは酷にもどんどんと過ぎ去っていく。
いつの間にか誕生日会当日になっていた。
時計を確認すると2:50をしるしていた。
待ち合わせの時間は3:00ちょうど。
…心の準備はOK
後は来るのを待つだけ。
少しずつ近づく約束の時間に心臓の音は大きくなっていった。
トキヤ「高上さん。直接話すのは久しぶりですね。」
舞「!?」
いきなり声をかけられて不意をつかれる。
でも目は合わせられなかった。
……どうしよう。やっばり顔見られないよ…。
考える前に体が動いた。
舞「いきなりですが、私についてきてください!」
私はトキヤ先輩の腕を掴み走り出した。