第4章 GAME☆レン
舞「で…どうしたんですか?」
とあるレストランの個室にて、
私とレン先輩は一緒に食事をしている。
レン「うん。話っていうのはね。」
そこで一度言葉をきる。
…なんか緊張してる?
レン「…この9ヶ月、バンビを見ていて……本気で君のことが好きになった。」
ふぇぇ?
舞「それもゲームですよね!?」
告白なんて初めてで、
しかも私たちはゲーム中で、
…ダメです。もうわかりません。
レン「違うよ。君が好きだ。」
舞「…っ!」
真剣な眼差しに胸が高鳴る。
なんであなたはこんなに私の心を揺さぶるの?
なんで私、あなたに惑わされてるの?
…まさか。
そんなわけない!!