第9章 一緒に…!☆翔
翔「死ぬんじゃねぇぞ。」
舞「そっちこそ。」
私はふらふらとした足取りで立ち上がる。
(大好きなあなたとの約束なら叶えなくちゃね。)
舞「じゃあ、私は退くわ。」
くるっと背を向けると、手首を捕まれる。
振り返ると…
チュッ。
軽く音を立てて唇が触れ合った。
舞「!?////」
突然のことでその場に立ち尽くす。
翔「あっ、いや…言葉よりも行動の方が伝わることもあるから…!//」
自分からしといて翔先輩、照れちゃってる。
舞「(…クスッ。)またしてね。約束。」
ちょっと悪戯っぽく微笑んで、私は去った。
翔「反則だろっ//……死ぬわけにはいかねぇな。」