第9章 一緒に…!☆翔
結局、休憩することになった。
舞「ほんとに、すみません…」
自分のふがいなさに泣きそうになる。
翔「いいって!誘ったのはオレなんだし、一緒に頑張ろうぜ!まだ時間もあるしな。」
舞「それでも、後1ヶ月なんて…」
(無理だよ…)
そう思って、顔を伏せると
ペチッ!
音と同時におでこに痛みが走った。
舞「…っっ!いきなりデコピンなんてしないでください!」
おでこを押さえ、抗議しようと顔を上げる。
翔「そんな顔すんなよ。…俺はお前の笑ってる顔が好きだ。」
そこには優しく微笑む翔先輩がいた。