第8章 大きな壁☆真斗
舞「へっ?」
別の人格?ってことは…
舞「あんたたち勝手にー!変なことしてないよね~!?」
まさかだった。
こいつらが何しでかしたか、予想もつかない。
(あんたとはなんだよっ!)
(同意です。アナタにそのようなこと言われる筋合いはありません。)
舞「否定すんの、そこ!?後の方を否定してよ!」
(なんだよ、起きてすぐにイチャイチャしだしたのはお前の方だろ!ばーか!)
私の頬は急に熱を帯びる。
舞「…う!ば、バカって言う方がバカだもん!!」
(いや、アナタは小学生ですか…?)
真斗「どうした…?」
真斗が困惑している様子が見えたが、こっちの方が優先的だっ!
とその時、
一瞬意識を奪われた。
舞「あ…あの!…大丈夫、だよ。…私たち動けなかった、から…」