第8章 大きな壁☆真斗
朝食も終わり、2人で片付ける。
舞「真斗先輩!それはわたしがやりますよ。」
真斗「舞…今はその…2人きりなのだが…」
そこではっと気づく。
舞「…真斗//」
『2人きりの時は名前で呼ぶ。』
それが私たちの約束。
他の先輩たちはもう私たちの関係を知ってるけど…
でも名前で呼ぶのは2人の時だけ。
まだちょっと慣れないけど…
幸せだって感じられる。
私、単純過ぎかな?
でも好きな人と一緒にいられるってとっても幸せ。
真斗「そういえば今日はオーディションだろう。そろそろ時間ではないのか?」
舞「あっ本当だ!ありがとうございます…真斗。」
真斗「ああ。頑張れ…舞。」
そう言って私の額に優しく口づける。
舞「行ってきます!」
今日も頑張ろう!