第7章 あなたと紡ぐ音☆セシル
ぎゅっと目をつぶっていると、急に力を感じ温かいものに包まれた。
目を開けるとセシル先輩の胸が視界に広がった。
セシル「それは本当ですか…?」
顔が見えない。
どんな顔してるのかな…?
舞「はい。本当ですよ。」
セシル「私も舞が大好き!!」
舞「!セシル先輩も…?ほんとで…!…っ…んん!」
顔を上げるとすぐに唇が重ねられた。
甘い感覚にセシル先輩の服をぎゅっと掴んだ。
セシル「…ふ。本当ですよ。舞、アナタを愛しています。」
にっこりと優しい顔で微笑まれ、今までも赤かったはずの顔がさらに熱を帯びた。
鼓動はこれ以上ないほど速く脈を打つ。
舞「~っ!そんな顔、反則ですっ!」