第7章 あなたと紡ぐ音☆セシル
数日後ー
私は自分の部屋でテレビを見ていた。
テレビの中にはセシル先輩。
最近忙しいらしくあまり会っていない。
だからテレビとはいえど、セシル先輩の姿が見られて嬉しい。
ってどこのカレカノだっ!!
と1人つっこみをして、いろいろな意味で恥ずかしくなる。
すると、
セシル『最近、琴という楽器を知りました!』
という声が聞こえて振り返る。
セシル『やはり音楽は素晴らしいです!』
楽しそうに話すセシル先輩の顔を見て、思わず顔が綻んでしまう。
(なんか嬉しい…!)
私の中でセシル先輩の存在がおおきくなっていた。