第1章 緑間真太郎【R18】
「真ちゃーん♪ これ教えてー♪」
能天気に俺の部屋を訪れる千穂は相変わらずの薄着。
「いつも言ってるだろ。もう少しちゃんとした服を着るのだよ。これじゃ下着と変わらない……」
俺は千穂に自分のシャツを投げる。
「下着はちゃんと着てるもーん! 別に真ちゃんに会うだけだし良いじゃんかーー」
ぶーぶー言いながらも俺のシャツを着る千穂。
「ねー、真ちゃん……」
「ん……?」
「これ、おっきい」
「////」
俺のシャツは短めのワンピースのようで……いやらしい。
「仕方ないのだよ。お前が小さいのが悪い」
「真ちゃんの意地悪ぅー!!」
「ほら、どこがわからないのだよ?」
俺は気を紛らわす為に千穂を勉強机の前に座らせる。
身体は小さいくせに、胸は桃井よりも大きいのではないかと考えてしまった俺の下半身は、無残にも成長してしまう。
千穂に気付かれないように移動し広げたノートを覗き込む。