第1章 緑間真太郎【R18】
「ぁっ、ぁっ! 真ちゃん! 真ちゃんっ!!」
腰を打ち付ける度に千穂の声が漏れる。
段々と締め付けの強くなる彼女のナカは俺の余裕を奪っていく。
ただの獣と化した俺は、ただただ絶頂に向けて千穂に腰を打ち付ける。
「くっ! 出るっ……」
「ぃぁっ!! イクっ!!!」
千穂の最奥を突くと同時にお互い果ててしまう。
「「はぁ、はぁ……」」
俺は力尽き、千穂の上に倒れこむ。
試合中でもこんなに息が上がったことはない。
それだけ夢中で、彼女を求めてしまった。
「すまない……急に、こんな事……」
「ダイジョブ……」
俺は触れるだけのキスをする。
「真ちゃん……なんか、凄く慣れた感じで……////」
「んなっ!? 何を言ってるのだよ!? 俺は……初めてなのだよ……////」
千穂が変なことを言うから、声が裏返ってしまう。
目を丸くして驚く千穂。
「お前こそ、いつの間にこんな事していたのだよ?」
「え……? 私……初めてだよ……?」
「は?」
「え?」
お互いの間に変な空気が流れる。