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D.gray-man短編集

第1章 雨の日の王子様


ザーザー


雨の音がうるさい。


私は集中できず、読んでいた本を閉じた。


何気なく外を見れば水たまりがたくさん出来ていて、寂しさを感じた。


部屋にいてもすることがないので私は外に出た。


教団内はとても静かで、人ひとりいない。


食堂も談話室も誰もいない。


司令室も書類がほとんどなく、持ち主もいない。


...コムイさん。


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