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それが宿命〈さだめ〉なら【進撃の巨人】
第2章 壁外調査
『わたしが····?』
わたしがリヴァイ班に·····?
『わたしなんかがいいのでしょうか?』
「おれが指名したんだ。お前に拒否権などない。ノエル・ベネット。お前を調査兵団特別作戦班に指名する」
わたしなんかが、じゃない。
やるしかないんだ。
それがわたしの望みであり、すべきこと。
ならば、全力でやろう。
第一、わたしが彼に対し拒否するなどあってはならない。
『はっ!』
わたしは左胸に拳を当て、姿勢をただす。
これがわたしに出来る最大限の彼に対する敬意だ。
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