第9章 悪戯は程々にね【一松】
「ぜぇ・・・はぁ・・・」
「待ってたよ?いやっしゃい♪」
一松は何気無い顔したまま
出迎えてくれる
「い・・・ちまつ・・・って、なに?」
「落ち着きなよ。お茶入れるから」
大分落ち着いたみたい。
今ここにいるのは私と一松のみ
誰もいず、静まりかえっているーーー
「ありがとう。どうしたの?
急に呼び出すなんてーーー」
「これなんだけど。」
携帯を出され
画面を見ると
そこに写ってたのは
カラ松君にキスされてる時の
私の姿だった
「なんで一松がこれをーーー」
「あれ、知らなかった?
あの時俺も居てたけどな。
良いもの見ちゃったな・・・
音奈とカラ松が
内緒で隠れて
こんなことするなんてさぁ。」
「一松・・・お願い・・・誰にも
言わないで。この事知られたら私」
「へぇ。内緒にして
ほしいんだ?別に良いよ。」
「本当に?」
「うん。但し条件があるけどね。」
一松の言ってきた条件とはーーー