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【鬼灯の冷徹】ダイアード災厄

第2章 最悪な目覚め



「そういう事で、この少女はこちらで保護します。貴方は仕事熱心なのは関心ですが、間一髪でした。未遂とは言え重大な事故を起こしかねない事でした。今後気を付けて職務に就いてください。」


それと、と付け加え


「今回の事は私が無事保護したという事で不問にする代わりに、
貴方も口外はしないように。生者が紛れ込んでしまったと漏れてしまえば、混乱を起こしかねません。よろしくお願いします」


「わかりました。以後気を付けます。失礼しました!」


そう言うと鬼は恭しく男に一礼し、去っていった。




えっと・・・助かった、でいいんだろうか?


おそるおそる着物男の方に視線を向けてみる。



鋭い眼差しに、眉間の皺。
とんがった耳

それと       




額に角。





・・・あ、この人も鬼じゃん


えっと・・・助かった、でいいんだろうか?本当に。
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