第6章 担当教官の数学の先生
「朝、あなたは遅刻してきましたね?」
「あ…その…
すいませんでした!!
…その、いろいろあって…」
「いろいろ…?」
ジルの片方の眉が
ピクリと動く。
(あ…
遅れてきた事実はかわりないのに
そんな風に言ったら
言い訳になってしまうよね…)
「いえ、
と、とにかく遅れることは
良くないと反省してます…!
本当にすいませんでした!」
ジルはそんなアヤセを一瞥すると
自身の机の上にあるペン立てから
伸縮式の指示棒を取り出した。
シュッととその指示棒を伸ばすと
真顔でアヤセに
その先端を向ける。
(え…?)
その先端はススス…
と下へと降りて行き、
アヤセのスーツのスカートの
中には入ってきた。
「きゃっ…!!!」
アヤセは思わず足を閉じる。
「足を閉じてはいけません…」
「え…で、でも…」
「私の指示が聞けませんか?」
(…っ!)
恥ずかしさと恐怖が入り交じる気持ちで、
アヤセは少し足を広げる。
「その程度で大丈夫です。」
ジルはそういうと
指示棒の先端を片方の内腿に這わせながら
奥へと奥へととゆっくりなぞりあげる…
「…ん…!」
その刺激に
アヤセは思わず声をあげる。
先端がその一番奥に
たどり着こうとすると、
その寸前で引き戻されてしまう…
アヤセの体にゾクゾク…
とした感覚が走る。
そしてもう片方の内腿に
その先端が這わされ、
再び同じように
奥にたどり着く寸前で引き戻される…
(…ダメ…)
アヤセの顔がみるみる
赤く染まり上がる…
ゆっくりとその刺激が繰り返される…
(ど、どういうこと…
怒ってこんなことしてるの…?)
恥ずかしさに顔を背けるも、
その刺激にもどかしさを
感じ始めているアヤセがいた…
「…んっ…はぁ…!」
思わずアヤセの口から
堪えきれない吐息が漏れる。
その吐息を合図のばかりに、
ジルは先端を
アヤセの割れ目の部分に
下着の上からあてがった。
「…あっっ…!!」
そしてその割れ目の部分を
ゆっくりと上へ下へ刺激してゆく…
「…ジル先生……」
アヤセの目にうっすら涙がにじむ…
それは恐怖からでもあったが
もどかしい刺激に堪えられずに
出てくるものでもあった…。