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ひみつのアソビ【IDOLiSH7】【アイナナ】【R18】

第2章 ヤキモチ?【百】


百side


オレは琴にあんまり近付いて欲しく無くてとっさに口走ってしまった。そう、ただ単に何でもなく自然に琴に近づけるユキに嫉妬しただけ。




『百ちゃんどうしたの?なんか怖い顔してるけど何かあった?』




「え!?オレそんなに怖い顔してた?」




『うん。もしかして私何かしちゃった?』




「ううん。琴は悪く無いよ?ユキが羨ましくてオレが勝手にヤキモチ妬いただけだからさ!」




って、言っちゃった!ヤバイヤバイヤバイ!もう好きって言う!もうここまで来たら言うしかない!




『へ?や、ヤキモチ?』




「うん。オレ、琴のことが好き。琴は?オレのことどう思ってる?」




『好き……だよ?でもほら、私たちアイドルだし百ちゃんこの仕事大好きでしょ?私、百ちゃんの邪魔にだけはなりたくないの』




琴はオレの言いたいことを察してくれた様で、その気持には応えられないと遠回しに言ってきた。それでもオレは諦めたくない。




「うん。仕事も好きだよ。でも、琴のことはもっと好き。絶対に邪魔になんかならないし、邪魔だなんて言わせない。だから…オレの彼女になって?」




『うん!百ちゃん大好き!』




以外とアッサリOKの返事を貰えた。ま、オレたちはお互いに両思いなのは知ってたけどアイドルっていう仕事を優先して、お互いに自分の恋心に蓋をしてた。こんなに遅くなっちゃったけど、想いも通じたしもうガマンなんてしない。




「ねえ、その"百ちゃん”ってやめない?オレも琴って呼んでるし」




『わかった!も、百?』




「う、うん!」
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