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びゅーてぃふる ❦ ふれぐらんす【気象系BL】

第9章 ❦ SPECIAL THANKS ❦ Vol.2


「いい、いい! 俺はいいから!」

「貪欲ですね、翔さん」

「…っ、」


此処へ来る前に翔さんから言われた言葉をそのまま返すと、グッと口を噤むから


「僕も…翔さんを気持ち良くして差し上げたい… ね?」


首に手を回し、上目遣いに見上げると
ゴクリ、と唾を飲む音が聞こえた






身体を反転させ、翔さんを組み敷く
視線は逸らさずに
ボトルの蓋を開け、高い位置から翔さんの上半身にまんべんなくそれを垂らした


「…ナニする気…?」

「んふふ」


楼に居た時に、お客人から強要された事がある
自分から誘っているようなその行為が嫌で仕方なかったけど
今は翔さんにしてあげたい、と思う


「お戯れを、」

「お戯れ…?」


大きな目をぱちくりさせる翔さんを他所に
胸と腹にローションを塗り広める


「…っく…!」

「温かいでしょう?」

「なんかっ…ピリピリするっ…」


肌と肌をピタリと寄せて
翔さんの上で踊るように身体を滑らせた


「…っあ…!」


互いの胸の尖りが、
熱り勃つ塊が、
擦れ合ってクチュクチュと音を立てる


「ヤバイって、それっ…!」

「はっ、ぁっ… 翔さんっ…」

「かず…!」

「んっっ… この、ローションはっ…」

「っ…何…?」



「口に入れても安全なのだそうですよ…?」



わざとそう言ってその目を捉えたまま
パンパンに膨れ上がった翔さんの熱い塊を掴み
ゆっくりと口に含んだ
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