第3章 飴玉本舗✡摩訶不思議堂
「僕に対して…?」
「潤くん以外に誰が居るの」
信じられない、といった表情がおかしくて
思わずクスッと微笑った
「潤くんもでしょ?」
腹に当たってた潤くんのソレを
スウェット越しにスッと撫でた
「んあっ…!」
「やばい、可愛い」
女の子みたいな柔らかさはどこにも無いのに
どこに触れても気持ちよくて
俺に触れられてる潤くんも気持ち良さそうで
「もっと…ちゃんとっ…!」
「うん?」
「ちゃんと触れて欲しいっ…」
男のモノなんて触りたいと思ったこともないけど
きっと潤くんだけは特別なんだ
ズボンと下着を剥ぎ取り
抵抗無くそこに辿り着くと
自分でするように上下にスライドさせた
「はっ…あぁっ…!」
全部触れたい
心も
身体も
全部愛したい
もっと声を聞かせて
俺だけを見て
ちゃんと愛を注ぐから
ねぇ、潤くん…
「1回イこうね?」
「やぁっ…! は、ぁっ…ぁ…!
それっ…気持ちイイっ…!」
恍惚の笑みを浮かべた潤くんがあまりにも綺麗で
「…雅紀さん…?」
「あぁ、ごめん
思わず見惚れちゃった」
「何言って…あぁっ…!やっ…」
グリップを強めて一気に加速する
「イクとこ見せて…?」
見たい
潤くんの全てを
「ぁっ、ぁっ、雅紀さ…んっっ…」
イヤイヤと首を振るけど
「見られたくない? 俺に、」
「違っ…!」
「じゃあ、見せて
俺しか知らない潤くんの顔…」
「んっっ、ぁっ、ぁぁっ…も、イクっ…雅紀っ…!」
「潤…!」
潤くんの中心がビクビクと波打って
熱を吐き出した
「はぁっ、はぁっ…雅、紀、さんっ…」
「綺麗だよ、潤くん」
「はぁ…はぁ… そんな、わけ、ないっ…」
「嘘じゃない
最高に綺麗だよ」
だってホントに綺麗だったんだ
でも、
「じゃあ今度は
もっと乱れて
妖艶な潤くんを見せてくれる…?」
右手に放たれた潤くんの熱を指に絡めて
そっと蕾に触れた