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恋模様~黒バス・・・i7、うた☆プリ【短編集】

第2章 [うた☆プリ]お昼寝※18禁★四ノ宮那月★



「今日は暖かいですねぇ~ちゃん。」

穏やかな日差しが心地よい午後
四ノ宮さんは優しく微笑みかける

「はい。とても」

私もその笑顔に負けない様に笑顔を返す

「ちゃんの笑顔はもっと暖かいですね...」

四ノ宮さんと付き合ってから、私は毎日が幸せだった。
日々遅くまでお仕事をしている四ノ宮さん。
仕事の関係で知り合った私たちは、すぐに意気投合し、付き合うようになった。

今日、初めて私の家に遊びに来てくれた。

私の作ったお昼を一緒に食べた後、窓際に座り2人でまったりしている。

「ねぇ四ノ宮さん?さっき借りた、来栖さんの出演している映画のDVD観ませんか??」

四ノ宮さんがものすごくオススメして来たので、勢いで借りちゃったけど、中々面白そう。
けれど四ノ宮さんは私の問いかけには答えずに

「ねぇ、ちゃん......
そろそろ、僕のこと那月って呼んでくれてもいいんですよ?」
さっきまでの穏やかな笑顔から一変、少し意地悪な事を言う。
そして、急に男らしい表情を見せながら私の髪を撫でる

「いいんですか?...すごく恥ずかしいですけど...」
自分で自分の顔が赤くなったのが分かった

「はい。僕はもっとちゃんを近くに感じたいたんです。」
相変わらずストレートに言葉をぶつけてくる四ノ宮さんはズルイ...

「そんな事言われたら、断れませんねっ」
顔を上げて微笑みかけた

「じゃぁ、今、呼んでみて下さい。
ほら、ちゃんと僕の目を見て?」
四ノ宮さんの顔が近い...

とても澄んだ瞳。
少し癖のある髪の毛は、陽の光でとても綺麗に見える。

私の髪を撫でていた手が、頬に触れた

「那月くん...」
恥ずかしくて少し小声になった。
那月くんはクスっと笑い

「何ですか?ちゃん...」

私を呼ぶその声は、とても優しい響きで、
もっと呼んで欲しくなる。

「ねぇ、あなたにキス、してもいいですか?
僕もう抑えられそうにないです...」

「うん。今私も同じ事思っていました...」
那月くんの顔が近くなったので
自然と目を閉じる

「ちゃんが、大好きですよ...。」
唇が触れそうになる寸前、そう聞こえた。

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