• テキストサイズ

恋模様~黒バス・・・i7、うた☆プリ【短編集】

第7章 [黒子のバスケ]デートなう♡★黄瀬涼太★






あぁ…もう、
よくもまぁこんな所でそんな恥ずかしい事サラッと言うかな~

嬉しいけどめっちゃ恥ずかしいよ


「あぁ!?オレだって相変わらずマイちゃん一筋だっての!」


「ブハッ!!!そうゆうのは一途って言わないんスからね、そもそもマイちゃんは青峰っちの彼女じゃないし~」


始まった。

この2人が揃う時はいつもこうだったっけ
久々なのに変わらず居られるって凄いな…
少し羨ましい


「だぁーもう、オマエらうるせぇ!!場所考えろ場所を!」


「さすが火神くん。突っ込み所を分かってますな」


「、お前も見物してねぇで黄瀬をどうにかしろ!」


どうにかって言っても…



『ねぇ、なにあの人達…』
『身長デカくない?』
『ってかキセリョじゃない?』
『え?まじ?どこどこ?』


や、ヤバい……

ひそひそと聞こえてくるのは、周りの人のそんな会話

そりゃそうだ、普通にしてても目立つ大男が3人揃ってるんだ…
大衆の反応も自然とそうなる


言い争いより、まずはこっちをどうにかせねば!



「ちょちょちょ!3人ともアッチ!!あっち行こう!ね?!お願いだから…っ!」



────────



私は小さい身体を全部使って
なんとか3人をその場から離れさせた…


「あぁ………。」


何でせっかくのデートにこんな事してるんだろ私…


「~ごめんてば~そんなに怒らないで?…ね?」


人通りの少ない通路のベンチをみつけて
座り込んだ私に必死に話しかける涼太


あの後すぐに火神くんは『わりぃ!今度連絡する、とりあえずまたな!』と言いながら、青峰くんを引っ張り私達から離れて行った


「……まだ怒ってるスか?」


マスクを外して私の前にしゃがみ込む


「怒ってないよ…」


「本当にホント?!じゃぁ仕切り直しに美味しいもの食べよ♪」


「うん!」


私も単純だな…
やっとマスクの下に隠れてた表情が見えた途端にこれだもん

ドキドキと跳ね上がった心臓に
胸がキュッと締め付けられた


「あぁ~、やっぱ可愛いっスわ~は…」


涼太は私の髪の毛をわしゃわしゃとして言った



「ちょっ!………もう。恥ずかしいからやめてよ」



大好きな彼の魅力に翻弄されるのもやっぱり悪くない







/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp