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翼をもがれた竜【気象系BL小説】

第5章 臥竜


「自分でやって」
「え…?」
「できるだろ…お前、時々一人でヤってんだろ…」
「なんで…そんなこと…」
「だって、俺が触る前から柔らかい時あるもん」
「い…いつから気づいてたの!?」
「ん?だいぶ前だぞ」
「もうっ…イヤッ…」

ローションのボトルを俺に投げつけると、二宮はバスローブで顔を隠してしまった。

「俺のこと考えてるのか…?」
「え…」
「一人でするとき」
「知らない…」
「知ってるだろ…この指は…」

二宮の手を取って指を口に入れてしまう。
ゆっくりと口の中で舐っていたら、二宮がバスローブから目だけ出した。

「なに…してるの…?」
「かわいがってる」
「指を…?」
「うん」

おずおずと二宮が俺の手をとった。
そっと唇を指に付けると、俺の指を口の中に入れた。

「ん…」

可愛い声を出しながら、一生懸命指を咥えてる。
その姿に増々欲情した。
口の中から二宮の指を抜くと、自らの蕾に当てさせた。

「ほら…俺に見せろ」
「いや…」

ローションのボトルを取ると、二宮の手に垂らした。

「見せないと挿れない」
「そんな…」

そのまま身体を離すと、指も二宮の口から抜けだした。

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