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翼をもがれた竜【気象系BL小説】
第15章 落陽の夢
まーた雅紀は泣く…
だってぇ…ごべんざざいぃ~
酷え顔
あっ…ずん、この野郎!
だってほんとのことだもん
いいから…ほら、飲めよ
ああ…ああ…溢して…
にのみやぁ~
ああ…もう顔ぐっちゃぐちゃだな
翔さんなんとか言ってやってくださいよぉ
ああ?…そうだな…
あっ
ひでえな…翔
竜たちは
茜色の空を翼で風切り、舞い上がって行った
それは、夢のような―――
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