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翼をもがれた竜【気象系BL小説】

第15章 落陽の夢


「おい…痛てーか…櫻井さんよ…」
「う…あぁ…たすけ…て…ぐ…」

胸を掻きむしるように身体を引き攣らせてもがいてる。

哀れだった。

滑稽ですらあった。

こんな…こんなヤツのために…





銃口を向けると頭に押し当てた。




「今まで踏み潰してきた虫ケラに謝るんだな」









翔…




これで終わりだ











引き金を、力いっぱい引いた。





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