The result of revenge [ディアラバ]
第2章 the meaning to exist~存在意義~
何が起きたの?
今の声は一体誰?
私の存在意義?
唯一無二?
訳が分からない...
「んん......あ......」
だんだんと声が出て、身体も動く様になってきた
?
動くけど、何かおかしい。
重い。ダルイ。頭も痛い。
初めての感覚に戸惑っていると...
見知らぬ部屋のドアが開いた────
「チッ...んだよ、ここにいやがったのか!!あのシチサンメガネこんな場所に放置しやがって、よっぽど誰にも触れさせたくねぇんだな!!」
え、誰...?
いきなり入ってきたと思ったら、何かをブツブツ言いながらそのまま私の上にのしかかる。
重た...
あまりの突然の出来事の連続で、私は何も出来ないでいる
「あぁ?!目が覚めてんのか?やっぱ変な臭いがしやがるなぁオマエ」
「そんな顔して、オレ様を誘ってんのか?」
喋りながらでも、私が動かない様に押さえつけてくる腕は力強く、とても突き放せない..
「...やめ...てっ......!」
怖くなった私の必死の抵抗。
「クククッ..抵抗してやがんのか?んな事したって無駄だぜ?オレ様の力に人間がかなうはずねぇだろ?」