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ごった煮短篇集【裏】

第2章 僕のヒーローアカデミア・ホークス


言っている意味にはたと気がつくと、ホークスの頬が緩みに緩む。なんともかわいらしいおねだりではないか。
なまえの額にキスを落とし、邪魔になる羽を最低限落としてシャツを脱いで床に放り投げた。ぼうっとした表情で見上げてくる彼女の頬はいまだ赤く染まっている。

薄く開く唇を舌先でなぞって深く口付けると、艶やかな声が耳元で鳴き始めた。隔たりがなくなったホークスの身体を包むようになまえの腕が絡まり、存在を感じるように手のひらが背中を行き来する。
彼女の身体を隠していたものがなくなると、押さえつけていた理性が解放され、硬い手が彼女の胸の膨らみへ伸びた。

待ち望んでいた感触が伝わり、少しばかり乱暴にしてみたくなるのをグッと堪え、指の先で立ち上がった突起を撫でた。
彼女の腰が跳ね、甘い声が部屋に響く。
反対側の乳房にはそっと舌を這わせ、強く吸い上げては舌先で突起を捏ね回したり押し潰してみたり。ふといたずらに歯先で胸に噛み付いた。

「やっ、んんっ……つよく、しないで……」

「ん……痛い?」

訊くと、首を横に振る。

「きもちくて……だめになっちゃう」

「……っはは、だめになっちゃいなよ」

言って、胸に吸い付きながらショーツに指をかけた。抵抗なくするりと脱がせ、自分のズボンやらと一緒くたに落とした。
一糸纏わぬなまえの姿に思わず自身が震える。怒張し熱く滾るそこをなまえの太ももに押し付け上下に動かすと、待っていた快感に近いものが湧き上がりぶるりと背中が震えた。

「あ、ホークスの当たって……んっ! あ、だめっ……!」

「ん? きもちい?」

時折、腰を滑らせてじっとりと濡れそぼる彼女の入口に擦り付けるように動かすと、なまえの高く気持ちよさに揺れる声があがった。
肥大したカリに彼女のぷっくりと膨れた小さな突起が当たり、焦れったい気持ちよさに加虐心が持ち上がってしまう。

同じように快楽を貪っているなまえの表情が堪らない。
普段とは違う色っぽい目の色に、白いシーツに映える髪。自分のものとは比べ物にならない柔らかな肌に、熱を持ってホークスで感じている身体。全てが愛おしい。

「やぁっ! ん、あっ……きもち……んんっ」

「すごい濡れてるね……俺も気持ちよすぎてだめになりそう」

眉間に皺を寄せ、ホークスは自身の根元を指先で固定する。
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