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【おそ松さんR18】君の瞳にうつる色

第2章 カラ松くんとわたし




カラ松「…っど、どうしたんだ? なんで泣いているんだ?」

「嬉しくて……っ」

カラ松「嬉しい……?」

「カラ松くんが好きって言ってくれて……嬉しくて……っ」


わたしは、深呼吸をした。

なんとか涙をおさえ、カラ松くんをまっすぐに見つめ返す。


「だって、わたしもずっとカラ松くんのことが好きだったから…!」

カラ松「……!! それは本当か、?」

「嘘なんて言わないよ。あなたのことが、世界で1番好き」


わたしがそう言った瞬間だった。

カラ松くんの大きな腕が、わたしを包み込んだ。


突然の抱擁に、きゅんと胸がしめつけられて息ができなくなる。


「か、カラ松くん…っ」

カラ松「…幸せすぎておかしくなりそうだ。まさか、と両思いだったなんて」

「わたしもだよ、カラ松くん……嬉しい」


わたしは、そっとカラ松くんを抱きしめ返した。

こんなことするの初めてだから、ちょっとぎこちなくなってしまったけど、それでもわたしの気持ちは伝わったと思う。


カラ松「こんなことなら、もっと早く言えば良かった……」

「そうだね……わたしもそう思う」

カラ松「夢みたいだ……」


ぎゅっと。力をこめて抱きしめられる。


わたしは、今、世界中の誰よりも幸せだった。

幸せすぎて怖いくらいだった。


「じゃあさ……今日からわたしたち……」

カラ松「ああ、恋人同士だな」


恋人同士。その響きに、胸がきゅんと高鳴る。


カラ松くんと恋人同士……

なんだか不思議な感じがするけれど、でも、嬉しい……



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