• テキストサイズ

【おそ松さんR18】君の瞳にうつる色

第4章 嫌がらせ




え……?と思わず固まる。

なんで入ってないの?

昨日、帰るときにちゃんとしまったはずなのに。


昨日、おそ松くんと一松くんにされた行為のせいで、全身が痛い。

それに、精神的にもかなりきてる……

それに追い討ちをかけるかのように……最悪だ。


「とりあえず、来客用のスリッパ……」


わたしは、仕方ないので、靴下のまま、来客用の玄関に向かった。

そして、その靴箱から、スリッパを拝借する。


今日1日はこれでいいとして、早く上履きを探さなきゃ……


そんなことを考えていると、廊下の柱の陰からこちらを見ている3人組の女子生徒の姿が目にとまった。

彼女たちは、わたしと目が合っても慌てる様子もなく、顔を見合わせてにやにやと笑った。


はぁ……そういうことか。


もう、正直、なんだっていい。

今は、そんなことよりも、今から教室でおそ松くんと一松くんに会わなくてはいけないことのほうが憂鬱だ。



/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp