第3章 脅し
そうだ……
わたしは、たった今、処女を喪失したんだ……
大切な人に捧げようと思っていた処女を。今日カラ松くんに奪われるはずだった処女を。
「んっ……う…ぐす……っ」
おそ松「……ありゃ、泣いちゃった」
一松「じゃあ、おそ松兄さんがの初体験の相手になったってことだね」
おそ松「そーだな。ラッキー」
……えっ? この人たち、今なんて言ったの?
わたしの処女を奪ったことを、なんとも思ってないの?
このまま行為を続けるつもりなの……?
わたしが顔をしかめた、その瞬間。
ぐん、とおそ松くんのモノが勢いよく奥に到達した。
「んんんッ……!!!」
あまりの痛みに、目をつぶる。
こうなったら、成り行きに任せて、早く終わってくれるのを持つしかない。
どうせ、2対1で抵抗したって無駄なんだから……
おそ松「ちゃん、動かすよ」
おそ松くんは、ひとことそう言ってから、ゆっくりと腰を動かし始めた。
下腹部に与えられる痛みを、口に入れられた一松くんのモノに集中することで耐える。
一松「……はは、どう? 俺みたいなゴミのちんこしゃぶらされて、むりやり処女奪われる気分は」
「……ッん」
一松「あー、苦しくて喋れない? だよね、ごめんね」
一松くんは、口ではごめんねと言っているくせに、全然悪びれている様子はない。
わたしの髪の毛をつかみ、更に激しい力で揺さぶる。
「んんん〜〜ッッ、ん〜ッ!!」
喉の奥があたって苦しい。
吐きそう……