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幼馴染みは裏切り者?【R18】

第2章 裏切り者の始まり



「な、何してるの…?」


「えっと、これは、その…」





引かれる!絶対引かれる!

いい歳した大人がこんなことして遊んで快感〜♪とか言っておちゃらけてたなんて、

誰であろうと、絶対ひくよ…っ!!




「やっ、やめてなよ!リスカなんてして、いいことなんてないよっ!

ほら、カッターこっちに渡して、ね?」




あ、あれ?



チョロ松くんは私の顔色を伺いながら、こっちにだんだん近づいきた。



「あの、その、」


「ごめんね、急にこんなところ…馴染める訳ない、よね…

ストレスくらい、溜まるよね…」



う、あぁ…。違うんだけど…


今更つっこめない。


もういっそ、自傷してたってゆー設定で、いこうか…?

そうしよう!



「ち、近寄らないで!

チョロ松くんまで切っちゃいそー…」




私は刃をさっとチョロ松くんにむけた。


チョロ松くんはビクッと体を揺らしたが、心は揺らさなかった。


何考えてるの?この人。
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