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幼馴染みは裏切り者?【R18】

第2章 裏切り者の始まり



おばさんにもおじさんにも、挨拶を済ませたその夜。



私はカッターを手に握りしめ、ぬいぐるみにむかって大きく手を振り下ろす。


ぬいぐるみは、ばさっと切れて中の綿を無様に放出した。



その綿を手にとりフワフワと撫でる。




「あぁっ!快感っ…!」




綿は気持ちの良い感感触、もふもふの可愛い見た目、文句なしの癒しアイテムだ。


こんなに可愛いのになんで一家にひとつ!ではないのだろうか。


そんなことを考えていると



ガラッ



「えっ!?」



後ろで襖を開けて、小さな黒目をより小さくしてこっちを見ている、チョロ松くんが

いた。



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