第7章 Fragrance
松川「下心とかないからさ?少しだけ抱きしめていい?」
「??えっと。それは困ります。」
松川「困ってていいよ。ほら、」
ギュゥっ
「えっと、先輩…。」
松川「松川一静。」
「松川さん。どうしたんですか。」
松川「さぁね。白星ちゃんが、人間マタタビかなんかでもつけてるんじゃないの?(笑)」
「……つけてませんよ。」
松川「そう?」クンクン
首元をかぐ松川さん。
「くすぐったいです…。」
松川「家どこ?」
「学校の近く…です。」
松川「ふぅん。送ってく。」
「?ありがとうございます。」
パッ
意外とアッサリ開放される…。