第8章 美味しいご飯
沖田「千鶴ちゃーんっ」
『?あ、沖田さん。おはようございます。』
朝起きて、一番最初に
千鶴ちゃんの顔を見に行く。
これはもう、僕の日課になってしまった。
あれからもう、幾月が経ち、
所々で蝉が鳴く季節になった。
もちろん、彼女は近藤さんの"誘い"にのり、
ずっとここにいる。
千鶴ちゃんと近藤さんの2人で、
両親に事情を話しに行き、
承諾してもらった。
おかげで僕は、ずっと千鶴ちゃんの隣にいれる。
もちろん、彼女のそばを離れたことは
指で数えきれるほどしかないよ♪
手放したくないしね…。