第6章 キミとの生活
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『ごちそうさまでした。』
斎藤さんと永倉さんが作った
朝食を完食し、
手を合わせてそう言う。
沖田「どうだった?新選組の朝食。」
『あ、はい。とても美味しかったです。』
新選組の人全員とは、昨日知り合ったばかりなのに…
一緒にご飯を食べて良かったのかな…。
そう思ったけど、誰も
嫌な顔をする人は居なく、
黙って完食した。
沖田「お世辞、上手いね?」
『っいえ、お世辞なんかじゃないですよっ』
永倉「おっ、嬉しいこと言ってくれるねぇ?」
斎藤「…口に合ってよかった。」
平助「ウマいかぁ?」
永倉「なんだとぉ?平助。」
平助「ん、やんのか?」
永倉「上等じゃねぇか!!外出ろっ」
平助「おーよっ!!」
沖田「あっはは!!また始まったー」
『え、あのっ』
ケンカはいけない…。
そう思い、私は
藤堂さんと永倉さんのケンカを
止めようとした。