第6章 キミとの生活
沖田「んー、千鶴ちゃんの血の味する。」
『へ、あ、え?あの』
沖田「あは、照れちゃってカ~ワイイ~♪」
『○☆※◆◎っ!??』
左頬の傷を──っ…
舐められた。
『……~っい、むぐっ』
沖田「おっと、叫ばないでね?僕の命が危うくなるから♪」
こっちは心臓が危ういです…!!!
沖田さんは、あまりの恥ずかしさに
叫ぼうとした私の口を、左手でおさえる。
沖田「にしても、千鶴ちゃんの肌、すべすべだねー。傷、消えるといいけど。」
『~っ///////』
私の頬の傷を
左手の親指で優しくなぞりながら、
沖田さんはクスクスと笑った。