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【薄桜鬼】おかえり、僕のお姫様…。
第12章 私の最後(番外)
???「イッヒヒヒヒヒ…」
『っ!??』
目の前にいきなり、
新選組の浅葱色の羽織りを着た
"見たことのある"隊士が3人、立ちはだかる。
血の気が引いた。
『っ…』
???「ヒヒッ…」
逃げ…なくちゃ…
私は今、小太刀を持っていない。
いや、持っていたとしても、また"数ヶ月前"のように傷つけられてしまうだろう。
…運が悪ければ、私はこのまま──……
私は、かかとを返して
"奴ら"がいる反対方向へと向かって
走り出す。
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