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甘い罠にかけられて

第4章 揺れる



ピピピッ♪ピピピッ♪

朝6時30分に設定した時計のアラームが部屋中に響き渡る。

「ふわああああっ!よく寝た。」

僕は、アラームの時間ぴったりに起きた。

「先輩、朝ですよー。」

何度も起こしたけどなかなか起きない。

先に起きて、朝ごはんでも作って先輩のことを待っていようかな。

そして、僕は軽めの朝食を作ることにした。

目玉焼きとハムを焼いたもの、そして、スープを作りその後に先輩を起こそうとした。

「おはよ〜。祐里斗〜、おなかすいた〜。」

「先輩、おはようございます。ご飯はもう作ってありますよ。」

「ふわあ〜。ありがとな〜。」先輩はあくびしながら言った。

「じゃあ、食べましょう。」

「「いただきます。」」

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