第4章 揺れる
僕は、本郷先輩の連絡を仕入れることに成功したので、試しにメールを送信してみた。
[こんにちは!吾妻です😛お早うございます!良い朝ですね!]
するとすぐ返信がきた。
[おう。祐里斗か。メールありがとうな。今度、良ければ一緒にどっか行かないか?あ、祐里斗が暇な時で構わないから。]
[じゃあ、今度の土曜日にしましょう(^○^)楽しみに待ってますね♡]
[プランは俺が決めるから。]
[わかりました(^○^)楽しみです〜♪]
ほんの少しのメールだったけど、とても楽しかった。
気づけば土曜日になっていた。
電話が突然鳴り響いた。
「もしもし、祐里斗?起きたのか?俺、今からお前のところに行く。とりあえず、住所を教えろ。」
「わかりました・・・。〇〇町の何番地です。大きなマンションの8階です・・・。」
「そうか。今行くから、とりあえず最寄りの駅前まで来て。」
「わかりました。」
「じゃあ、楽しもうな。」